しあわせを探したい29歳OL

このまま生きたら10年後後悔すると気づいて。。

いい恋をした

いい恋をした。

 

大学4年間、大好きだったと言ってくれた。

付き合うならば結婚しなければ、

こんな自分で大丈夫なのかと考えすぎてしまって、

告白できなかったと、伝えてくれた。

10年越しに。

わたしもあなたが好きでした。

昔のあなたが私を大切に想ってくれている実感がもてて、

今のわたしには、あなたを幸せにできる自信がある。

あなたがプロポーズしようと思っている彼女より、私があなたを幸せにしてあげたい。

でも感情のままあなたに飛び込まないで、プロポーズがんばってほしいと、心から応援ができた私のことが、私はようやく、好きになれた。

あなたはきっともう、私ではない人へ向かう。

 

私は自分がようやく好きになれた。

あなたの幸せを願って、応援できた私のことが、

恋を優先する私よりもよっぽど好きだと感じて、心のままにした。

 

あの頃仮にタイミングがあって、つきあっていたとして、

こんな想いはできなかった気がする。

 

 今のために、あの出会いがあったのかな。

それともこの先、あなたと何かがあるから、今があるのかな。

あなたとの未来を想像すると幸せに浸れるけど、期待をしすぎてしまうのならば私は一生、夫を大事にできなくなる。

前を向く。

私の今を大事にする。

すてきな女性になりたい。

未熟な私。あなたが好きと言ってくれてようやく好きになれた、未完成な私。

だから、すてきな女性になりたい。

 

一生忘れたくない。あなたを好きだったことも、あなたを失ってから得た感謝も。喪失も。

 

あなたと出逢えてよかった。

外側繕い、すぐばれる。やっすいやっすい生地だからさ!

駄目になる、
という経験を一度だけしたことがある。

私は優等生でありたかったし、人から見て出来る人にもなりたかったんだけど、それは所詮「一生懸命背伸びしてただけ」だったと気づけた瞬間だったと思う。

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私は以前、派遣会社で仕事をしていた。
ご存知の方もおられると思うが、実はこの仕事って、リスクが半端ない。
派遣さんが突然行け(か)なくなった、ということになれば、代わりの人を直ぐに探さなきゃいけない。
社用の携帯は常に持ち歩いているため、休日なんて全然休んだ気になれなかった(そういう時用に、待機派遣さんを準備することは利益の問題で禁じられていた)

正直キツかった。
でもなんとか頑張れた。それは一緒に組んでた人が、「突然行かなくなる派遣さん、を減らす為にどうするか」工夫しようとしてくれる人だったから。イコール取引先との信頼関係を守ることにも繋がる、と固く信じている人だった。

私はそこで一年半位頑張って、違う部署に異動になった。
仕事内容はほぼ変わらないんだけど、ひとつだけ物凄く違うところがあった。
社員が立て続けに辞めている部署だったのだ。

そして辞めてしまう人が持っていた大量の案件を、いきなり全部私がやることになった。

思えば、この時に「異動したくない」って駄々をこねれば良かったのだと心底思う。
その時私は馬鹿で、異動となった部署がいわゆる"花形部署"だったから、異動=会社から認めて貰えた、なんて夢見てた。
馬鹿だった。
ていの良い押し付け先が私だっただけなのに、その大量の案件に対して「反発しちゃいけない」と口を噤んだ(引き継ぎの期間も2週間だけ)。

仕事のスタンスも、前部署とは全然違いました。「とにかく派遣さんをたくさん派遣して数字を稼ぐ」、「あとのトラブル対応は個々の裁量に任せる」って感じで。

周りと比べても私の案件量は明らかに多く、業務負荷(責任)もおかしかった。すぐに私はいっぱいになった。
量の多さとトラブルを抱えて常に何かに追い立てられているようだった。
周りの人に比べて残業せざるを得なくなった。だけど上司は「残業しても仕方ないね」なんて言ってくれない。
残業の件で責めたてられて(勤怠カードは切ってるので残業申請もしてないのに、ビルに残ってると不当残業と本社からお咎めが入るからそれを怒られた)、でも仕事量的にむりですと言うと、「データを自宅に送れば、残業も減る。俺はそうしてる」って言われた時は身体から力が抜けてしまった。

加えて、最初は同情的だった同僚達も、自然と次第に距離が離れていった。
その頃のわたしは、常にいっぱいいっぱいで、周りに気を遣うということができなくなっていたんだとおもう。

そしたらもう駄目だった。


ある日、会社の入り口の数メートル前で、動けなくなった。

涙が止まらないのだ。
進もうと思えば進めるのに、動けない。

自分がこうなるまで、こういうのって「甘え」だと正直なところ、思っていた。「気持ちさえ強く持てばなんとかなる」って。
でもちがうのね。そうじゃなかったのね。。みんな。。。

その日はそのまま帰って、少し休暇を貰った。
ひとに迷惑かけて、会社いけなくなって、自分の弱さが情けなくて、とことん自分に失望した。
会社の入り口をくぐれば、全部全部、崩れてしまうと思った。「私」が否定されるので。理性と身体を、感情が支配して、「わたしが間違ってるわけじゃない」「正しいことを言ってるのはこっちだよね?」、そこまで考えて「わたし、ほんとに駄目になっちゃった」と心底失望した。


で、それから一ヶ月働いて辞めた。
こうなって初めて、自分がすごくプレッシャーに弱く、ただただ、人から肯定されたい人間だったことを知った。

この出来事で色んな自信を失いました。
だけど弱い自分を識れたような気がして、そこは少しプラスだったのかな…。

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今は結婚して仕事もしてます。けど、やはりそこでも人間関係上手くやれてないことがあって、自分は周囲と上手くやるってことが不得手な人間だということもわかってきました。
考えるに、相手に意思を伝えることが苦手で、加えて他人に共感する力が弱いせいじゃないかって、思います。

私はそれを直す「べき」だと考えてるんだけど、、

でもね。。
心の底から「直したい」って思ってないのです!たぶん私…。

人には好かれていたいけど(仕事やりやすいし)、自分にとってはゆずれない信念みたいなものがある。
信念を崩すくらいなら、好かれなくても良いって一度はおもう。でも嫌われると、やっぱりツライ。。
めんどくせー人間です。


果たしてどういう生き方をすれば、自分でいられるのでしょう?
真似したり人の意見に頷いているだけじゃ、幸せにはなれないことも、最近気づきました。

来年30歳なのに、、これ多分もう少し早く通るべき道だったなあと後悔、、、

ああ!生きづらいな〜〜〜人生!